2015年モデル 今年のビデオカメラの特徴を知っておこう

公開日:2015/01/28、 最終更新日:2016/05/01
今年の共通スペックは?
2015年モデル(2015年1-3月発売)のビデオカメラの特徴を紹介します。最新のカタログ4社分を比べました。
このページは古い記事(2015年版)です。最新2016年の解説はこちらです。

今年のビデオカメラ

2015年1-3月発売モデルの基本スペックを知っておきましょう。今年発売されたビデオカメラは、低価格帯の機種でも

  • フルハイビジョン(フルHD)(=200万画素以上=1920×1080)
  • 10倍以上の光学ズーム
  • 16GB以上の内蔵メモリ搭載+SDカード

が、共通で付いていると思ってよいです。ですので、カメラを選ぶ際には、こういったどの機種にも付いている機能以外の部分(画質・機能など)を見て機種選びをする必要があります。さて、お気づきの方もいらっしゃると思いますが、フルハイビジョンのビデオカメラについては、2015年モデルと2014年モデルで大きな違いはありません。ビデオカメラというジャンルが、製品として成熟したものになってきたため、画質などの基本性能に関しては大きな変化は見られません。

最上位モデルは4K搭載

フルハイビジョンモデル(200万画素)の性能が頭打ちになる中、続々と登場しているのが4K(1000万画素)対応のビデオカメラです。今年はSONYとパナソニックから、小型で軽量、いままでのフルハイビジョン対応モデルと同程度のサイズのものが発売されました。一般家庭で4Kテレビは普及していませんが、ビデオは今撮って、将来見るもの。二度と撮り直しできないので、できるだけ高画質な状態で残したいものです。近い将来の普及を見越して動画を残したい方には注目の製品になるでしょう。ただし、4Kモデルは12万円以上する高価なものばかりです。

ビデオカメラのライバルが増えてきた

2014年後半からのトレンドとして、さまざまな機器を用途やシーンに合わせて使い分ける人が多くなってきました。気軽に残したい場合はスマホ、野外アクティビティや自分撮りはアクションカム、超高画質なら一眼レフの動画機能を使うといった具合です。アクションカムなら、今までビデオカメラを使えなかった場面でも撮影ができます。GoProやソニーのアクションカムに人気あります。

とはいえ、手振れ補正、ズーム、動画撮影に適した指向性マイクなど、ビデオカメラが優れている点はたくさんあり、ファミリー向け、子供撮りにはやはりビデオカメラが一番です。このサイトでは、今年もファミリー向けビデオカメラを中心に紹介していきます。

2015年のメーカー別の違い

メーカー各社ともに画質以外の部分で個性を出すことに苦心しています。また、ビデオカメラ業界の傾向としてモデル数を絞っていく傾向にあるようです。

サブカメラ搭載モデルが増えたパナソニック

パナソニックと言えば、昨年、家電批評など家電系雑誌の「比較ランキング」「撮影レビュー」で1位の常連でした。ズーム時に画質が劣化しない・歪まないことが高く評価されていました。

また、昨年、パナソニックの目玉機能として登場し、上位機種だけに搭載されていたのが「ワイプ用サブカメラ」ですが、発売当初から売り切れが出るほど人気があったため、今年はミドルクラスの機種にもサブカメラが搭載されるようになりました。また、子カメラだけでなくスマートフォンをサブカメラとしても使うことができる「ワイヤレスワイプ撮り」なる機能も搭載されています。これを使うとテレビ番組みたいな動画が作れるというのがウリです。(私は売れないと思っていたんですが・・・)

ソニーは4Kモデルが充実

4Kビデオカメラ
By Rakuten WebService

ソニーは、ハンディカムサイズの4K対応モデルを2機種発売。やはり最先端のテクノロジーで勝負してくるのはソニーならでは。去年の4Kモデルは、単なる「超高画質4Kビデオカメラ」でしたが、今年は従来からあるハンディカムの機能が全て搭載された4Kハンディカムになっています。

機能面では、もともとラインナップが充実していることもあり、目新しい点はみられません。あえて書くとすると、全機種に無線(Wifi)が搭載されたこと。スマホをリモコンにして撮影が出来るといったことから、Wifiの人気が高まっています。

変わりダネ機能としては、ビデオカメラとソニーのアクションカムが連動できるようになっています。パナソニックのサブカメラに対抗するつもりでしょうか。

JVCビクター

JVCの新製品は、「雨・雪・砂ぼこり対応、連続5時間大容量バッテリー」と「壊れにくさ」をコンセプトにしたカメラです。デザインも「カシオGショック」のようなタフなデザインになっています。ビデオカメラは運動会で砂ぼこりを浴びたり、子供が落としたりと、壊れやすい環境で使うことが多いので気の利いた新機能です。

一方で、もともと赤字だったビデオカメラ事業を縮小するとの報道があり、新製品のモデル数が大幅に減っています。新製品は5機種ほどですが、メモリサイズの違いなど細かいバリエーションが違うだけで実質は1種類です。また、4Kなど、高級機のラインナップはありません。なお、昨年度からあるモデルも引き続き販売されています。

キャノン

キャノンの昨年との違いは、無線(Wifi)とズーム時の追跡機能が搭載されたことだけで、見た目からしても大きな違いはありません。基本はフルハイビジョンのビデオカメラなので、あえて追加する機能もないようです。機種数も昨年と同じく、家庭用ビデオは1モデルだけです。同じくらいの価格帯(ミドル~低価格)が多いキャノンとJVCですが、手振れ補正という観点では、光学式が搭載されているキャノンのほうがいいです。

  • 2014年モデル:iVIS HF R52ivis
  • 2015年モデル:iVIS HF R62ivis

まとめ

ミドルクラス、入門機を買う場合は全メーカーが選択肢になります。値段や特徴も様々ですから、使い方にあったものを探しましょう。

一方で、6万円以上する上位モデルが欲しい場合は、ソニーかパナソニックから選ぶことになります。最上位機種はサイズが大きいため、ひとつ下のモデルに人気がでることが予想されます。(ソニーHDR-CX670・パナソニックW570

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