家計にやさしく機能も満足できる機種選びのコツ

公開日:2012/08/10、 最終更新日:2016/10/11
家計にやさしく機能も満足できる機種選びのコツ
このページでは価格帯ごとのビデオカメラの選び方、違いをご紹介します。最後に、当サイトの管理人がおすすめする今年の機種を紹介します。

軽さをとるか、画質をとるか

ビデオカメラを選ぶときには、「気軽に使いやすい軽さ・携帯性」か、「抜群の画質」のどちらを重視するかを決めなければいけません。画質が良いモデルは、カメラの部品が大きくなってしまうので、一般的に「めちゃくちゃ軽くて、それでいて最高の画質」という両方の要望を満たすカメラを探すのは難しいです。ですので、自分がどういうカメラがほしいのか、というのを考えることがカメラ選びの第一歩になります。

入門クラス ミドルクラス ハイエンド
価格帯 ~3万円
安い
4~6万円 6万円~
高い
良いところ 軽量で高倍率ズーム 画質と重さのバランス 最高の画質
弱点 画質はイマイチ 重たい。ズームに弱い

価格の違いはなぜ?

ビデオカメラの価格や機能を比べていると、値段の差があっても、ズーム倍率や画素などの性能は大きくかわらない、ように見える場合も多いです。何が違うのでしょうか。たいていの場合、価格の差には2つの理由があります。

一つは、余分な機能が付いているということ。ビデオカメラ以外のおもしろ機能が付いていることで値段が高くなっています。こういった目新しく見える機能は動画の美しさとは全く関係がないので、少しでも安いものが欲しいなら、こういった機能の付いていないものを探しましょう。

  • パナソニック:サブカメラで撮影のできるワイプ撮り
  • ソニー:壁に映せるプロジェクター

もう一つの理由は、「撮影素子(撮影センサー)のサイズ・品質の違い」です。画質は撮影素子の品質で大きく変わってきます。同じ画素数でも、美しさが変わるのはこの部品の違いです。子ども撮りの映像って何年も先の将来に見るものですから、出来るだけキレイな方がいいです。ここはあまり妥協しないほうがいい部分でしょう。1,2万円のビデオカメラだと、スマホとの違いもわからなくなってきます。

  • 10年後に見ることを考えるなら、センサーがいいものを選んだほうがいい。
  • ビデオは成熟した製品なので、基本的には価格相応のものが買える。
    機種選びで失敗することは少ないので安心していい

おすすめは4-5万円台

売れ筋のビデオカメラは、入門機から普及機と言われる価格帯のもので、4万円台から5万円台のものです。この価格帯のビデオカメラなら、高級機と違って余計な機能が付いておらず軽い機種が多いので、初めて購入するビデオカメラとして最適です。高級機を買う必要はまったくありません。

特に、2016年以降は、6万円以上するものは4Kの機種が中心になってきました。4Kのラインナップに押し出される形で、フルハイビジョンのビデオカメラは、4-5万円出せば最上位機種が手に入るようになってきています。昨年まで6万円以上していたようなものが4Kの登場に押されて、とても手に入りやすい価格になっているのは見逃せません。

低価格帯でおすすめは、女性(子育てママ)に人気のJVCビクター

個人的に、低価格帯で良いカメラだと思っているのはJVCビクターのビデオカメラです。JVCは他社に比べると有名ブランドではありませんが、その分、同じ価格でハイスペックのものが入手できますし、色がきれいです。また女性にあったデザインの機種が多いです。入門&ファミリー向けのビデオカメラとしてはぴったりだと思います。JVCビクターは、1~2万円台で購入できるのが魅力的です。(もちろんJVCでも1万円のものと3万円のものではぜんぜん画質が違いますが、とにかく安くて、それなりに映るものが欲しい場合は、ソニーやパナソニックではなくJVCを探すといいでしょう。)

おすすめはパナソニックW580M

2016年モデルの中で、当サイトの管理人が1機種だけフルハイビジョンのビデオカメラを購入するとしたら、Panasonic W580Mを買います。価格は、4万円程度とそんなに高くありません。

w580m

まず、このモデルは画質や機能といった面では、高倍率90倍ズーム(光学ズームでも50倍)、5軸手振れ補正、32GBメモリ、ワイプ撮りと、欲しい機能はすべて搭載されています。これだけついて重さ266グラムと非常に軽いのも優秀です。このスペックのビデオカメラは数年前だと、6万円以上したものですが、今は4万円程度で売っています。このレベルのものが4万円で買えるというのが、まず、驚きです。(Wifiまで付いてますね。)

パナソニックの2016年モデルには、5タイプほどの機種が出ていますが、実は、このW580Mはフルハイビジョンの最上位モデルです。「そりゃあ最上位モデルは良いに決まってるだろう」と思われた方もいらっしゃると思いますが、この機種をお勧めしたい理由は最上位機種だからというわけではありません。

ズームや画質といった点でいうと、これより下位の機種、たとえば、1つ下の機種「Panasonic V480MS」でも十分に美しい絵が取れます。(ワイプ撮りはできません。)ですが、パナソニックのミドルクラスの機種には見落とせない弱点があります。それはレンズカバーの開閉が手動になっているという点です。

レンズカバーの開閉が自動だと、ビデオのスイッチを切ると自動的にレンズのカバーが締まり、レンズを保護してくれます。カバーが開いたままだと、石や砂が付いてレンズが傷ついてしまうこともあり、さすがのビデオカメラも使い物にならなくなってしまいます。

子供撮りをしていると、ビデオカメラは、なにかと乱暴に扱いがち。そこで、レンズカバーの自動開閉は、意外と重要な機能なのですが、どういうわけか、パナソニックは最上位機種のW580Mにだけ、この機能が付いています。(ソニーは全ての機種で自動開閉してくれます。)

また、ソニーの同価格帯の機種と比べると、ズーム機能などが秀でています。(ソニーは、最大でも光学30倍ズームです。)さらに、ズーム時の歪みの少なさなどカタログではわかりにくい部分が優れているため、複数のAV家電雑誌で専門家が選ぶランキング1位になっていました。

とにかく、予算に都合のつく方は、Panasonic W580Mがおすすめです。

Panasonic W580M
カラーはブラウン、ホワイト、ピンクの3色
動画画素:251万画素(フルハイビジョン)
光学ズーム:50倍 / デジタルズーム:最大90倍
センサー:1/5.8型MOS固体撮像素子
重さ:約266g、バッテリー付けて約309g
Wifi、ワイプ撮りあり